医療事務技能審査試験は「メディカルクラーク」の資格を得られる試験。診療報酬請求事務能力認定試験と同じくらい知名度が高いです。
年間で約5万人が受験する、医療事務の中でも最大規模の全国統一試験となります。
ここでは医療事務技能審査試験の概要について紹介していきます。
目次
医療事務技能審査試験は、レセプト業務(診療報酬請求事務)だけでなく、窓口での患者さんとの接遇や病院でのコミュニケーション能力も問われます。
診療報酬請求事務能力認定試験がレセプト業務に特化した資格であるのに対して、こちらの医療事務技能審査試験は医療事務の総合能力を証明するための資格となります。
難易度は、診療報酬請求事務能力認定試験に比べるとそこまで高くはありません。
合格率(平成29年度)
68.6%
試験に合格すると「メディカルクラーク」の称号を得ることができます。
このメディカルクラークは商標登録されているので、試験に合格していない人は名乗ることができません。
主催団体 | (財団法人)日本医療教育財団 |
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受験資格 | 不問 |
難易度 | ![]() |
学科試験 | 学科:医療事務専門知識(択一式筆記25問) |
実技試験 | 実技Ⅰ:患者接遇(記述式筆記2問) 実技Ⅱ:診療報酬請求事務(診療報酬明細書点検4問) |
実施時期 | 年12回(毎月) |
受験料 | 7,500円 |
試験時間 | 3時間 |
試験会場 | 在宅試験、または各教育機関 |
合格発表 | 実技・学科の各得点率が70%以上で合格。試験月の翌々月末までに、全受験者に文書で通知。合格者には認定書が交付されます。 |
URL | 日本医療教育財団 http://www.jme.or.jp/ |
※掲載している情報はページ作成時(2019年10月)のものです。試験に応募するときは自分できちんと要項を確認しておいてください。
医療事務技能審査試験を学べる講座には以下のような所があります。
オススメの専門講座
- ニチイまなびネット (医療事務講座)


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